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神楽坂建築塾 第九期 修了制作 |
空間恐怖ーその紹介と提言 |
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〜精神症状を手掛かりに空間の快適性をさぐる〜 |
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三宅 永 |
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A4論文/16ページ |
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3.空間恐怖が増えていることの原因について |
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空間恐怖は増加していると言われている*(6)が、前述のように、筆者は、その理由として、現代の建築空間における閉鎖的空間の増加、もあげられるのではないかと考えた。 そこで、アンケートの最後に、「空間恐怖の増加の原因として、閉鎖空間の増加が関係していると感じているか」という意味の設問をもうけた。ここでは、設問中の比較する項として「現代のストレスの増加」と「わからない」を設けた。その結果は下記のとおりである。
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ここでは、かなりの差を持って、「ストレスの増加」が、「密閉空間の増加」を上回った。しかし、これは設問の仕方にも問題があったと思われる。確かに疾患の発症としては、本人としては「ストレスの増加」など個人的な誘因を思い浮かべることが自然と思われる。 客観的に考えれば、同じような病態が発症しても、従来の日本の環境であれば、閉鎖的な環境が少ないため、患者が苦しむことが少なく、病気として固着することが少なくなったことは想像される。 であるから、空間恐怖の増加の原因は不明ではあるが、一度発症した方が苦しめられ、それにより病態が固着してしまうことの要因としては、現代の閉鎖空間の増加が関係していると考えられる。 |
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